2006年02月27日

愛しているといってくれ

 今日はたくさん眠った。
いちにちの半分くらい寝ていた。
ふわふわの布団にくるまってだんだんと眠りに落ちていく。
気持ちよくて、何度も眠る。

たくさん夢を見た。
彼の夢を見た。
久しぶりに長い時間一緒に過ごせたからかもしれない。
リアリティ―のある夢で、現実に起こったことなのか夢の中のことなのかちょっと分からないくらいだった。

現実でなかなか聞けないことばを聞いて、あんまりびっくりしたので、目が覚めてからしばらく考えた。
私は彼にそう言って欲しいのかな。
私は彼に言えるだろうか。

明日は、記念日。
posted by カナ at 23:21| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年02月23日

ループ

【ループ】
輪。糸・ひも・針金などで作った環状のもの。

 何度も同じことを繰り返してしまっているのかもしれない。
でも、少しずつ違う景色も見えてきたような気がして、それに過度な期待をしてしまう。
それが錯覚かもしれないって思い始めて、またループする。

 寝る前に、コンポを“RPEAT DISC”モードにする。
そして、“SLEEP TIMER”を“90min.”にセットする。
そうしたら、同じCDが繰り返し流れて、90分後に電源が切れて、とまる。

私たちにもタイマーはセットされているのだろうか。
いつの間にかセットしてしまっていたのだろうか。
posted by カナ at 00:52| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年02月10日

女心の恋の歌

―長からむ心も知らず黒髪の乱れてけさは物をこそ思え

百人一首の中にある有名な歌。
現代語訳すると、
「ずっと好きやでっていうてくれたけど、そんなん分からへんし。あてにならへんよ。
だから、今朝は髪が乱れてるみたいに、心も乱れてるねん。いろいろ考えてんの。」

そんなんゆうんやったらもっと一緒にいてよ。

あてにならへんとか思うけど、やっぱり好きって聞きたいの。言うてほしいの。

いろいろ考えてるねんで、何考えてるか分かる?

などなど、歌に隠された女心を読みとってみる。

今も昔も一緒やな。
posted by カナ at 04:52| Comment(7) | TrackBack(1) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年02月07日

年下の男の子

 めんどくさいが口癖だった男の子は、2年振りに会うと、ひとりの大人の男になりつつあった。

自分のしたい仕事のために、より厳しい世界へ踏み込む。
将来のことを話す口ぶりは、真剣そのもの。

料理を味わう顔付きは、やっぱり職人で、ダーリンがケーキを食べるときの表情に似ていた。

 バレンタイン1週間前。
小さなチョコレートをプレゼント。
予想外に喜んでくれたその表情は、高校時代の懐かしい笑顔。

チョコレートが嬉しかったのか、彼の優しさか。
ごはんもお茶もごちそうになってしまった。
もはや年下と思えないくらいに大人になった「年下の男の子」。
厳しい世界で、今よりもっともっとたくましくなっていくんだろうな。

楽しみなような、淋しいような。
次はいつ会えるだろうか。
posted by カナ at 22:14| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

たとえばこんな話

隣に並んだけれど、彼は前を向いたままだった。だから、私の好きな彼の横顔がしっかり見えた。
ニットキャップから覗く少し茶色い髪は、最初に会ったときより伸びていた。煙草を吸うときに片眉をあげる癖も、その煙草を持つ大きくて指のきれいな手も好きだった。そして、きれいな二重の目はまっすぐ前を見ていた。
彼の視線の先に広がる景色は暗くて大きくて、波に揺られてきらきら光る明かりは、湖の底まで届いているような気がした。

夜景、波の音、煙草、彼の横顔。
私の好きなものが揃って、目の前にある。うれしくなったけれど、すぐに何かが違うって分かった。何が違のうかははっきりと言葉にできないけれど。
「やっぱり冬は星だけじゃなくて夜景もきれいやね。」
彼は、私を見てちょっと笑った。でもやっぱり何も言わなくて、視線を前に戻してだいぶ短くなった煙草を吸った。
私ももう一度目の前に広がる夜景を見た。
広くて静かな湖にきらきら光る明かり。急に、この明かりは私たちのいる世界のものではないのかもしれないと思った。きらきらしているのは、湖の底からの明かりなのかもしれない。本当は、私たちのいる世界が水に映っている虚像なのかもしれなかった。

 遠くでどこかの犬が吠えて、その声がびっくりするぐらい響いた。波の音も絶えず聞こえる。
見える限り、私たち二人以外誰もいない。二人とも何も言わない。
手と足の先は冷たくなっていて、感覚がなくなっていた。でも、私は動かずにじっと前を見ていた。隣に彼がいるのを感じながら。そして、きっと二人はこのままなんだろうと思った。私は彼が大好きだし、たぶん彼も私を好きだと思っているけど、私たちの関係はこのまま変わらないってわかっていた。不思議と悲しくなかった。何かそれもいいと思った。たぶん、きっと彼もそう。
「帰ろか。」
彼が私の顔を見て言った。

 車に戻って彼がエンジンをかけると、さっきまで聞いていた曲が流れた。ヒップホップとジャズの間くらいのインストの曲で、私はゆるくおしゃれな雰囲気が夜のドライブにぴったりだと思っていた。彼がシートベルトをしながら、言った。
「俺、夜に車でこの曲聞くん、めっちゃ好きやねん。」
私は、うれしくて何も言えずににっこり笑った。そして、車は走り出した。私は窓を流れていく琵琶湖の明かりをずっと見ていた。サイドミラーに写る自分の顔があまりにうれしそうでちょっと笑ってしまいそうだったので、そのまま目を閉じた。
posted by カナ at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 作文 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年02月06日

さらさ

image/cmvblog-2006-02-06T01:12:25-1.data
 カフェ・ミネルワでよく話題にする「さらさ」。
今日はそのお話。
この素敵なカフェは、富小路と西陣とふたつある。
それぞれに素敵で、どちらのさらさにも通いたくなる魅力がいっぱいなのだ。

 さらさとの出会いは、富小路が最初。
意外や意外、凄腕ベーシストM氏とふらりと立ち寄ったことから始まる。
そのときは、名前も知らなかったのだけれど、雰囲気の良いお店やしまた来ようと記憶にメモしておいた。

そして、そんなことも忘れかけていた頃。
懐かしい友達と久しぶりに集まったときに行ったのが2回目。
その時に、「さらさ」という名前であることと食事やドリンクがおいしくて安いということを知るのである。

それから、頻繁に通うようになった。
まず、ダーリンと一緒に。
親しみやすい雰囲気とおいしくて手頃な値段のメニューに、彼も大満足。
ふたりのお気に入りの店になったのだった。
その後、まいちゃんやぷぅとも楽しい時間を過ごしている。
連れて行った人たち皆お気に入りみたいだ。

 富小路さらさに通い出して、しばらくした頃。
彼が、家の近所に「さらさ」という名前のカフェがあるという。
何でも古い銭湯改装したつくりで前から気になっていたらしい。
それは行ってみなくては!ということで出かけたのが西陣のさらさ。

西陣を発見してからは、街に出たときには富小路、ダーリンの家に行ったら西陣というように使い分けている。
お風呂屋さんの名残がおもしろい雰囲気をとるなら西陣、メニューの豊富さをとるなら富小路かな。

 おもしろいのは、地元山科にもさらさをよく知っている人がいたことである。
昔よく行ったというのりちゃん。
ザッハトルテが好きなぷぅ。
京都は本当に狭い。
posted by カナ at 01:12| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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